【事件の第一報】こち亀:今度は「麗子像」曲げられる
担当者によると、麗子像は両脚のアキレス腱のあたりが繰り返し曲げられたことにより、金属疲労を起こしている可能性が高い。足にブーツを履かせるデザインにして補強する、より強度のある心棒を通すなどの対策を今後、検討していくという。
同駅周辺にはこち亀キャラクターの銅像が計11体ある。麗子像は区などが今年3月に設置。今月19日に傾いているのが見つかり、22日になって今度は再び何者かによって真っすぐに戻されているのが確認された。
4月に主人公の両さん(両津勘吉)の銅像が持つマラカスが折られる事件が起きたばかりだっただけに、立て続けの受難は地元の人たちに波紋を広げている。地元の商店街の平岩敏夫会長は「街のシンボルとして大事に見守っていたのに悲しい」と話す。
駅周辺の七つの商店街が協力して作った銅像群の散策マップでは麗子像を「その完ぺきなスタイルで見る人全員を魅了するぞ」と紹介。地元のマドンナに位置づけられている。このため、地元住民からは「麗子が修理で大根足になるのはいやだ」との声もある。
区も「予算の制約もあるが、麗子のスタイルは守らねば」と話しており、補強とスタイルの両立の難題に取り組むことになる。
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